製品の梱包には、段ボールが用いられることが多くあります。 段ボールによる梱包は、製品の保護や破損の防止を高めるためには、十分ですが、正しい梱包や最適な包装設計をしていないと、段ボールの破損が起きることがあります。 今回の […]
製品の梱包には、段ボールが用いられることが多くあります。
段ボールによる梱包は、製品の保護や破損の防止を高めるためには、十分ですが、正しい梱包や最適な包装設計をしていないと、段ボールの破損が起きることがあります。
今回の記事では、段ボールの破損を防ぐための最適な包装設計についてご紹介したいと思います。
目次
段ボールの破損の原因は、主に2つあります。
配送中には、振動や衝撃など破損を起こす要因が多く存在します。
例を上げると、段ボールの材質を内容物に対して、薄いものを選定したため破損が起きたり、最適な緩衝材の量や設計がされておらず破損が起きたりする場合があります。
そのため、最適な材質の選択や緩衝材を正しく使い、保護することが重要になります。
また、積み込み・積み降ろしの際に、人の手が加わることで破損を起こすことも多くあります。内容物が破損しやすいものの場合、一般的にケアマークが貼られていますが、それを見落として雑に扱われたりすることにより破損が起きることがあります。
最適な材質や厚みの選択条件において大事にする点は、総重量になります。
製品の運搬や積載の際の破損を防ぐためには、一定の段ボールの強度が必要になります。
段ボールの材質によって、縦からの重さに強いものや、横からの衝撃に強いものなどが分かれるため、包装する製品によって、最適な材質の選択をする必要があります。
また、当社では、材質の変更だけではなく、包装設計の段階で段ボールに強度を持たせる提案をした実績もあります。
強度に関して、お悩みをお持ちの方は気軽に当社にご相談ください。
>>>ツメの長さを箱高さまで伸ばし強度を上げた事例はこちら!
緩衝材を使用すると、ある程度のコストはかかってしまいますが、配送中の振動や衝撃から内容物を守るには、必ず緩衝材は必要になります。
主に緩衝材として用いられるものは、以下の2種類になります。
内容物を守るために使用する緩衝材
・気泡緩衝材
・紙緩衝材
・ライトロンシート・エサフォーム
・パルプモールド
隙間を埋めたりする際に使用する緩衝材
・エアー緩衝材
・発泡緩衝材
上記のように当社では、段ボールの包装設計の段階で最適なご提案をしております。
また、段ボールを使用した緩衝材の製作も当社では得意としておりますので、お気軽にご相談ください。
>>>埋めパットまたは 天・底パットを使用した事例はこちら!
ケアマークとは、配送時の取り扱いを指示するマークのことです。
主に「取扱注意」「壊れもの」「水濡れ注意」など、内容物の破損を防ぐ目的と、運搬する方に注意を喚起する目的があります。
ケアマークを入れることにより、内容物を確認せずとも、製品の取り扱いの重要性を認知してもらうことができます。
また、当社ではケアマークの他に、内容物が見えるような包装設計をすることで、製品の安全性を確保できるような包装設計の実績もあります。
>>>外箱にケアマーク印刷をいれ、低コストで製品保護を実現した事例はこちら!
>>>中身が見える梱包設計により、傷や破損の防止事例はこちら!!
A式やジゴクの段ボールケースを使用する際に、重量がある製品を入れると底抜けをする可能性が高くなります。
段ボールケースを変えずに、底抜けを防止するために底パットをいれることで重量負荷が底面の組み部分や接合部分に集中しなくなり、負荷を底全面で支え、底抜けのリスクをなくすことができます。
重量物を梱包する場合には、A式やジゴクの底抜けを防止するために、底パットを導入するといった、シンプルな対策ではありますが底抜け防止にはとても効果的な対策になります。
当社では、段ボールの破損のようなお客様のお困りごとを事前に防ぐために包装設計の段階で課題解決をできるような提案をしております。
その他にも、包装設計により解決事例の実績もございますので、お困りごとがございましたら気軽にお問い合わせください。
今回は、段ボールの破損を防ぐための最適な包装設計についてご紹介させていただきました。
当社では、段ボールの包装設計から製造・組立てまで一貫して対応をしています。お問い合わせをいただき、お客様のニーズにあった仕様を確定させるために打ち合わせを行い、効率的な包装設計やコストダウンを実現するなど、最適な包装設計をご提案させていただいています。
段ボールの包装設計にお悩みをお持ちのお客様がおられましたら、ぜひ一度当社にご相談ください。