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ダンボールの取り出し改善|取手とフラップの包装設計事例~外箱から内箱を取りやすくする工夫~

ダンボールの取り出し改善|取手とフラップの包装設計事例~外箱から内箱を取りやすくする工夫~|段ボール 包装設計マイスター

 ダンボール箱梱包における「取り出しにくさ」という課題は、作業効率の低下だけでなく、製品破損や作業者の怪我を招く可能性があります。包装設計の専門的な視点から、取手(持ち手)の配置やフラップ(蓋)の構造を工夫する、これらの […]

 ダンボール箱梱包における「取り出しにくさ」という課題は、作業効率の低下だけでなく、製品破損や作業者の怪我を招く可能性があります。包装設計の専門的な視点から、取手(持ち手)の配置やフラップ(蓋)の構造を工夫する、これらの課題を改善する設計事例を紹介します。

物流現場やエンドユーザーの手元で、段ボールから製品がスムーズに取り出せない状況は、単なるストレスになってしまいます。無理に引き抜こうとすることで、製品が落下したり、段ボールの角で手を切ったりするリスクが高まります。また、精密機器や重量物の場合、取り出し時の無理な姿勢が腰痛の原因となるなど、労働環境の悪化にもなります。包装設計において「取り出しやすさ」を追求することは、製品保護だけでなく、関わるすべての人の安全と作業コストを最適化することだと考えています。


*弊社が実際に採用している取手の仕様です。

フラップに取手を付ける前のノーマルの底ワンタッチの図面です。

ワンタッチ底について説明してるコラムがあるのでそちらも参照してみてください!ワンタッチ底ってどんな箱?

取手穴+罫線を追加した図面です。図面上では図のように少し工夫するだけで取手が付くような構造になります。

普通の箱なら左の写真のように持ち手は付きませんが、設計段階でフラップを工夫して作成すると左のような持ち手ができます。底ワンタッチで紹介しましたが。他の箱にも応用して作成できるかと思います。こちらの仕様は現在も使われています。

外箱に入れてみた時の上からの写真です。

このように1つだけ持ち手が外に出るように箱を組みます。そうすると外箱から取り出す際は取っ手がある箱を初めに取り出すとスムーズに作業が可能です。

取手付きフラップの紹介をしましたが、他にも取り出しやすさを工夫した設計があるので参考にしてみてください👍内箱フタにひっぱり部を付け、外箱からの取り出しをスムーズに

最後に

段ボールの「取り出しやすさ」は、作業をする上で重要な要素です。フラップ取手付の設計を取り入れることで、現場作業のストレスを軽減できるかもしれません。内包物の形状、重さ、そして開梱される環境に合わせた少し工夫した設計を加えることが、パッケージングの付加価値となります。

「箱がキツくて取り出せない」「作業現場から改善要望が出ている」とお悩みではありませんか?

弊社では、現状の箱をお送りいただければより良い設計を考え、提供させていただきます。

  • 重い内箱を片手で引き抜ける構造にしたい
  • 今の箱の強度を落とさずに取手を付けたい

こうした具体的なご相談からお待ちしておりますので、まずはお気軽に、貴社の梱包の課題をお聞かせください。

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