段ボール箱のフラップは、閉じるためだけの部分ではありません。印刷位置の工夫や、フタと仕切りを一体化した形状など、作業性と機能性を高める設計事例をご紹介します。
前回の「フラップまとめ」に引き続き、今回は第二弾として、フラップ部分への印刷とフタ形状の工夫についてご紹介します。
前回の記事はこちらからご覧いただけます。
段ボール箱への印刷は、内容だけでなく、どの位置に印刷するかによっても見え方や役割が変わります。
印刷位置の使い分け
たとえば、取り扱い時の注意を伝えるケアマークや、認証・環境配慮に関する表示は、目につきやすい天フラップへの印刷が効果的です。
一方、製造管理に使用する通し番号などは、外観を損なわないよう底フラップへ印刷することで、必要な情報を残しながら、箱の見た目をすっきりと整えられます。
続いて、フラップの形状を変えることで、テープを使わずにフタを閉じられ、さらに仕切り板としても機能する箱をご紹介します。
フタと仕切りを別々の部品にするのではなく、フラップに仕切り機能を持たせることで、部材点数を減らしながら、箱の内部を二つのスペースに分けられる構造です。

この形状のポイント
フラップは、箱を閉じるためだけの部分ではありません。
印刷位置を工夫することで情報を効果的に伝えたり、形状を変えることでフタや仕切りとして複数の役割を持たせたりすることができます。
梱包する製品や作業方法に合わせてフラップを設計することで、作業性・見栄え・部材削減につながる段ボール箱をご提案できます。