段ボール箱の見積もりを依頼したいと思っても、「何を伝えればいいのか分からない」「サイズだけ伝えれば見積もってもらえるの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
段ボール箱の価格は、大きさだけで決まるものではありません。箱の形状や材質、必要な数量、印刷の有無など、さまざまな条件によって変わります。
あらかじめ必要な情報を整理しておくと、確認のやり取りが少なくなり、よりスムーズに見積もりを進めることができます。
今回は、段ボール箱の見積もりを依頼するときに確認しておきたい7つのポイントをご紹介します。
まず必要になるのが、段ボール箱のサイズです。
一般的には、箱の寸法を「長さ×幅×深さ」の順番で伝えます。
例えば、「長さ300mm×幅200mm×深さ150mm」のように、単位も一緒に伝えると分かりやすくなります。
このとき注意したいのが、その寸法が内寸なのか外寸なのかという点です。
内寸は箱の内側の寸法で、実際に商品を入れることができるスペースの寸法を表します。外寸は箱の外側を測った寸法です。
段ボールには厚みがあるため、内寸と外寸ではサイズが異なります。商品に合わせて箱を作る場合は、内寸での指定が基本となります。
どちらの寸法か分からない場合は、現在使用している箱や、梱包する商品のサイズを確認しておくと相談しやすくなります。
箱のサイズが決まっていない場合は、梱包する商品の情報を伝えることが大切です。
商品の縦・横・高さだけでなく、重さ、形状、箱に入れる個数なども分かると、より用途に合った箱を検討しやすくなります。
例えば、同じサイズの商品でも、軽い商品と重量のある商品では、必要な段ボールの強度が異なります。
また、丸みのある商品、突起のある商品、壊れやすい商品などは、単純な寸法だけでは判断しにくい場合があります。
商品写真や図面、現物サンプルなどがあると、商品の特徴をより正確に確認できます。
どのサイズの箱がよいか分からない・・・という場合でも、商品について分かる範囲で伝えていただくことで、箱のサイズや形状をご提案できます。

段ボール箱には、A式、N式、底ワンタッチ、底ジゴク、巻き込み式など、さまざまな形状があります。
一般的なみかん箱(A-1式)のような形状を希望する場合は、「A式」または「A-1式」と伝えると分かりやすくなります。
現在使用している箱と同じ形を希望する場合は、箱の写真や現物があると確認しやすくなります。
ただし、必ずしも箱の正式名称を知っている必要はありません。
「上から商品を入れたい」「テープを使わずに閉じたい」「組み立て作業を簡単にしたい」など、箱の使い方や希望する条件を伝えるだけでも構いません。
使用方法や梱包作業の流れを確認しながら、用途に合う形状を検討できます。
段ボールは、使用する紙の種類や厚みによって、強度や見た目が変わります。
一般的な茶色の段ボールのほか、表面が白い段ボールもあります。また、入れる商品の重さや積み重ねる段数によって、必要な強度も異なります。
現在使用している箱と同じ材質を希望する場合は、材質表示や現物サンプルを確認します。
材質が分からない場合は、商品の重さ、配送方法、保管方法、箱を何段積む予定かなどを伝えると、用途に合った材質を検討しやすくなります。
材質についてはお任せしたいという相談も可能です。
箱の大きさや商品の重さだけでなく、どのような環境で使用するのかも含めて考えることが大切です。

見積もりを依頼するときは、必要な数量も伝えます。
段ボール箱は、製造する数量によって1枚あたりの価格が変わる場合があります。
例えば、500枚、1,000枚、3,000枚など、複数の数量で見積もりを依頼すると、数量ごとの価格を比較しやすくなります。
一度に必要な数量だけでなく、年間のおおよその使用量や、どのくらいの頻度で注文する予定かが分かる場合は、あわせて伝えておくと今後の発注計画にも役立ちます。
保管場所に限りがある場合は、必要数量や納品方法についても相談できます。
段ボール箱に会社名、商品名、ロゴ、取扱注意表示などを印刷する場合は、印刷の内容も見積もりに必要です。
まず、無地にするのか、印刷ありにするのかを伝えます。
印刷を希望する場合は、印刷する色、印刷する面などを確認します。
例えば、「黒1色で側面2面に印刷」「ロゴを正面1面に印刷」など、分かる範囲で伝えるとスムーズです。
初めて印刷する場合は、箱の費用とは別に印版代が必要になることがあります。(※印版についてのコラムはこちら新入社員コラム②-印版って知っていますか?- | 段ボール 包装設計マイスター)
デザインがまだ決まっていない場合でも、どのような文字やロゴを入れたいかを伝えることで相談できます。

段ボール箱の見積もりでは、納品先の情報も必要です。
納品する地域や数量によって、配送方法が変わる場合があります。
納品先の郵便番号、都道府県、市区町村などを伝えておくと、送料を含めた見積もりを確認しやすくなります。
また、いつまでに必要かという希望の納期がある場合は、できるだけ早めに伝えることが大切です。
新しい箱を作る場合は、設計、試作、確認、製造などの工程が必要になることがあります。印刷ありの場合は、印版の準備も必要です。
余裕を持って相談することで、希望に合ったスケジュールを立てやすくなります。
段ボール箱の見積もりには、サイズ、商品情報、形状、材質、数量、印刷、納品先など、さまざまな情報が必要です。
ただし、最初からすべてを決めておく必要はありません。
「商品のサイズは分かるけれど、箱の形状が分からない」「今使っている箱を見直したい」「材質や強度について相談したい」といった段階でも、ご相談いただけます。
美倍紙業では、お客様の商品や現物サンプルを確認し、使用方法や梱包作業についてお聞きしながら、用途に合った段ボール箱をご提案しています。
必要に応じて、2D CADによる図面作成や、サンプルカッターを使用した試作品の作成にも対応しています。

段ボール箱の見積もりを依頼するときは、次の項目を確認しておくとスムーズです。
分からない項目がある場合は、商品写真や現在使用している箱、現物サンプルなどをご用意いただくと、確認しやすくなります。
「何を伝えればよいか分からない」という場合も、まずは分かる範囲でお問い合わせください。
美倍紙業では、お客様のご要望をお聞きしながら、見積もりに必要な内容を一緒に整理し、商品や用途に合った段ボール箱をご提案します。