皆さんは荷物や商品をどんな形状の箱に入れていますか?
商品を梱包するとき、「前から使っているから」「いつもこの形だから」という理由で、同じ段ボール箱を使い続けていることはありませんか。
段ボール箱の中でも、上下にフタがありテープで封をするA式・A-1式は、みかん箱のような形状として広く使われています。(引っ越しとかでもよく使われていますよね!)組み立てやすく、食品・雑貨・部品・日用品など幅広い商品に対応しやすいため、出荷用の外箱として多くの現場で選ばれています。
しかし、どの商品にもA式が最適とは限りません。商品のサイズや重さ、形状、梱包作業の流れによっては、別の箱の形状の方が扱いやすい場合もあります。
箱選びは、単に「商品が入るかどうか」だけでなく、作業する人が詰めやすいか、運びやすいか、輸送中に商品を守れるかまで考えることが大切です。

箱を選ぶときは、商品が「入るかどうか」だけでなく、実際に箱詰めしやすいかも大切です。
たとえば、大きくて薄い商品や長さのある商品は、A式の箱では入れにくい場合があります。無理に入れようとすると、商品の角が当たったり、表面が擦れたりして、梱包作業中の傷につながることもあります。そのような場合には、商品を包み込むように梱包できる巻き込み式の箱が向いていることがあります。
また、小さな商品や軽い商品には、N式の箱が適している場合もあります。商品を置いて包むように箱詰めできるため、見た目もすっきり仕上げやすく、ギフト商品や小物にも使いやすい形状です。
商品に合ったサイズや形状を選ぶことで、余分な緩衝材を減らし、箱の中で商品が動くのを防ぎやすくなります。作業しやすい箱は、商品をきれいに届けることにもつながります。
箱の形状を考えるうえで、底の構造は大切なポイントです。重さのある商品や、底に負荷がかかりやすい商品では、底抜けしにくい形状を選ぶことで安心感が高まります。
たとえば、底ジゴクは底を組み込んで固定する形状のため、瓶や小型家電、日用品など、少し重さのある商品にも使いやすい箱です。底を組む手間はありますが、底面に安定感を持たせやすいのが特徴です。
一方で、梱包する数量が多い場合には、底ワンタッチの箱が作業効率の面で役立ちます。箱を起こすだけで底が組み上がるため、底を一つずつ組む手間を減らすことができます。
商品を安心して入れられること、そして作業をスムーズに進められること。底の形状を見直すことは、現場の負担軽減や作業時間の短縮にもつながります。
商品を守るだけでなく、見た目や開封時の印象を大切にしたい場合には、C式の箱が選ばれることもあります。
C式は、身箱とフタが分かれている形状です。フタを外して商品を入れられるため、箱詰めの際に中身の向きや見え方を整えやすく、ギフト商品や化粧品、衣類、靴、精密機器などにも使いやすい箱です。
お客様の手元に届いたとき、箱を開けた瞬間の印象は商品の価値にも関わります。商品がきれいに収まっているか、取り出しやすいか、箱の中で動いていないか。こうした細かな部分が、受け取る方の安心感や満足感につながります。
段ボール箱は、単なる輸送資材ではありません。商品を守るだけでなく、届け方の印象をつくる役割も持っています。

箱選びでは、商品を入れられるかどうかだけでなく、作業する人にとって扱いやすいかも大切です。組み立てやすいか、商品を無理なく入れられるか、封をしやすいか、運びやすいかによって、現場での作業効率は変わります。
箱の形が商品や作業の流れに合っていないと、箱詰めに時間がかかったり、作業者によって仕上がりに差が出たりすることがあります。また、商品を押し込まないと入らない箱では、作業中に商品へ負担がかかる場合もあります。
反対に、作業しやすい箱であれば、無理なく、迷わず、同じ流れで箱詰めしやすくなります。これは作業時間の短縮だけでなく、梱包品質の安定にもつながります。
作業する人にやさしい箱は、商品をきれいに届けるための箱でもあります。最終的なパッケージの美しい仕上がりを支えています。

美倍紙業では、お客様のご希望をお聞きしたうえで、商品サイズや重さ、用途、出荷方法、梱包作業のしやすさまで考えた段ボール箱づくりをご提案しています。
お客様から「A式で作りたい」とご相談いただいた場合でも、内容によってはN式、巻き込み式、底ジゴク、底ワンタッチ、C式など、別の形状の方が使いやすい場合があります。
ただご希望の形をそのまま作るのではなく、商品をどのように入れるのか、どのように運ぶのか、現場でどのように使われるのかまで考えること。それが、美倍紙業の箱づくりで大切にしている視点です。
「今使っているA式段ボール箱が本当に合っているのか分からない」「商品サイズに合う箱を作りたい」「梱包作業をもっとスムーズにしたい」といったお悩みがございましたら、ぜひ美倍紙業へお気軽にご相談ください。。