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エンジニアコラム

外箱表示を正しく行い、物流トラブルを防ぎ企業の信頼性を高める為のポイント

今回は物流現場における外箱表示の活用をテーマにしたコラムとなります。
お客様への商品広告という付加価値だけでなく、物流現場での効率・品質の向上につながる活用方法をお伝えします。

■ 物流現場での外箱表示とは

外箱 表示」とは、段ボール箱の外側に記載される情報の総称です。
品名・数量・ロット番号・取扱注意マークなど、物流現場で必要な情報を正しく伝える役割を持っています。

外箱表示が適切でないと、以下のようなトラブルが発生しやすくなります。

  • 誤配送・誤出荷
  • 保管場所の間違い
  • 破損リスクの増加
  • 作業効率の低下
  • 取引先からのクレーム

つまり外箱表示は、物流品質を左右する重要な要素となります。

■ 外箱表示に必要な基本情報

外箱表示には、最低限押さえておくべき情報があります。

● 基本的な表示項目

  • 品名
  • 数量
  • ロット番号・製造番号
  • 出荷日
  • 送り先情報
  • 取扱注意マーク(天地無用・割れ物注意などのケアマーク)

これらを明確に記載することで、現場での判断がスムーズになり、ミスを防ぐことができます。

■ 外箱表示の“位置”はなぜ重要なのか

外箱へ情報を記載するにあたって、表示(印刷)位置は非常に重要な要素となります。
表示位置が統一されていないと、現場では箱を回転させて確認する手間が増え、作業効率が低下します。
余計な作業はミスを誘発する要因にもなります。

● 一般的な推奨位置

  • 長側面の右下
  • 短側面の右下
  • 天地マークは上部(フタ)付近

どの方向から見ても情報が把握できる配置が理想です。

あらかじめ保管場所や保管するときの箱の向き、パレット積載時の積み付けスタイルが決まっている場合は、作業者の目につく面に表示を行うようにします。

■ 外箱表示の“標準化”が企業にもたらすメリット

外箱表示は担当者の経験に依存しがちですが、標準化することで大きな効果が得られます。
特に多品種の外箱を扱う場合には、外箱表示の標準化は必須であると言えます。

● メリット①:表示ミスの削減

表示内容・位置・サイズを統一することで、
誰が作業しても同じ品質の外箱表示が実現します。

● メリット②:作業効率の向上

迷いがなくなり、貼付・印刷作業がスムーズになります。
新人教育の時間も短縮できます。

● メリット③:取引先からの信頼向上

外箱表示が整っている企業は、物流品質が高いと評価されやすく、
結果としてリピート受注にもつながります。

お手元の段ボール箱はこれらのメリットを最大限発揮できているでしょうか?
最適な外箱表示には、事前の入念な打ち合わせ・作業現場の実態の反映が不可欠となります。

■ 外箱表示の方法:印刷とラベルの使い分け

これまでは外箱表示の方法として「印刷」を念頭にご紹介してきましたが、ラベル(シール)を貼るという方法も有効な手段となります。
「印刷」と「ラベル貼付」の特徴をご紹介します。

● 印刷(フレキソ印刷)

  • 大ロット向き
  • コストが安定
  • デザインが固定される

● ラベル貼付

  • 小ロット・多品種向き
  • 表示内容の変更が容易
  • 作業負荷が増える場合も

印刷とラベルの最適な組み合わせを採用することで、コスト削減や作業効率化を達成することができます。
当社ではこれまでラベル販売やラベルプリンターのご紹介をさせて頂いた実績がございます。

■ まとめ

外箱表示は単なる情報記載ではなく、
物流トラブルを防ぎ、企業の信頼性を高めるための仕組みです。

  • 表示項目の整理
  • 表示位置の統一
  • 印刷・ラベルの最適化
  • 標準化による品質向上

これらを実現することで、企業の物流品質は大きく向上します。
当社では外箱表示の最適化を提案することで、お客様の課題解決に寄り添う包装資材メーカーとしてお役に立てると考えております。

これまでなんとなく従来通りの外箱表示をし続けてこられた方、今の外箱表示に改善の余地があるかもと思われた方は、是非一度ご相談下さい!

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