ケースサイズの表し方には「内のり寸法」と、「組立寸法」があります。
段ボールケースを注文する際に、正しい寸法が伝わらずにサイズの違うケースが届くというトラブルがよく起こります。
今回はケースサイズの表し方(伝え方)のご提案をしたいと思います。
段ボールケースの寸法には、箱の内側の寸法(内のり寸法)と箱を組み立てた時の外側の寸法(組立寸法)があります。
段ボールケースに入れたいモノの寸法が分かっている場合は、内のり寸法で注文をします。
「中身が〇〇cm×〇〇cm×〇〇cmのケースを下さい」とご注文下さい。
「60サイズ」や「80サイズ」など送りたいサイズがある場合や、段ボールケースを保管・輸送・収納するスペースが決まっている場合は、組立寸法で注文をします。
「〇〇cm×〇〇cm×〇〇cmで収まるケースを下さい」とご注文下さい。
使用する段ボールの厚みによっても誤差がありますが、入れたい品物の寸法(内のり寸法)に約3cm~5cmを足したものが実際の段ボールのサイズ(組立寸法)になると考えて頂くと良いです。
内のり寸法と組立寸法が存在する理由としては、コピー用紙のような薄い紙と違い、段ボールは折り曲げたときに厚みが出ます。
それにより箱の内側は狭くなり、外側はふくらみが出ます。
この段ボールの厚みにより、内のり寸法と組上寸法では同じ◆◆cm×■■cm×△△cmでも出来上がったケースのサイズは異なったモノとなります。
寸法を正しく取り扱い、思った通りのサイズのケースを手にして下さい!
当社では、お客様の希望に沿った段ボールケースを提供する為、オーダーメイドの段ボール製造を行っております。
段ボールケースをお求めの方は是非、お声掛けください!