今回は、内容物を上下から挟み込むタイプの段ボール緩衝材をご紹介します。
上下からしっかりと挟み込むことにより、箱の中で内容物が動くことはなく、しっかりと固定されています。
内容物がしっかり固定されていないと、輸送時の振動により箱の中で衝突し破損する恐れがあります。
また箱の重心が安定しないことにより、荷崩れの原因にもなります。
しっかりと固定した上で、上下左右前後の6方向全てに箱と内容物の間に空間を確保し、衝撃を緩和し内容物を守ります。
段ボール緩衝材は、折りたたむだけで簡単に組み立てることが出来、納品・使用前の保管時は平らな段ボールシートの状態ですので、小スペースでの保管が可能です。
上下パーツ共とも同じ形の為、管理の手間も簡素化できます。
組み立てにテープ止めや糊貼りは必要ない為、梱包作業はとても簡単です。
この緩衝材は木型を用いて作成する為、大きさに制限はありますが、内容物をしっかりと保護する必要のある精密機械などにお勧めです。
段ボール箱には、その用途によって耐久性や緩衝性、コスト、組み立てやすさなど様々な要素が要求されます。
当社ではこれまでの設計実績を元に、用途に適したオーダーメイドの段ボール梱包箱を作成可能です。
段ボール設計のご相談、お待ちしております!